CS ぼくらはみんな生きている 化学物質過敏症

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化学物質過敏症の衣替え

今週のお題「夏物出し」

2020年秋に化学物質過敏症とわかり、それまでは季節ごとに衣装ケースから出してクローゼットに掛けるということをしていました。

やはり衣装ケースに入れると香りが凝縮するので久しぶりに開けると匂いがするなと思っていたのですが化学物質過敏症になってからはケースの匂いが移香してしまうということがわかり衣装ケースには入れないことにしました。

クローゼットは一年中の衣装が掛かっており時期により位置をずらしながら使っています。

もはや私の頭は壊れているのでどのような香料も受け付けません。まして香料に癒されることはありません。無香状態が体も心もリラックスできる状態です。日常生活を送る上では我慢が必要なので他人の香料には場面場面で我慢しています。我慢の上限を超える香料臭もたくさんいますが。

衣装ケースをやめてからクローゼットはたくさん状態で気になるのですが常に空気にさらされている状態なのでましです。

今までの私の香料落としはひたすら洗濯して着て洗濯してを5回くらいは繰り返して過敏症になる前に合成洗剤で洗ったものも着れるまでにもってきました。完全にとれたのはいつか不明。洗濯乾燥を繰り返すだけではダメで乾燥後の摩擦と外気に触れて香料を落としてくる位の気持ちで頑張りました。

時期によって変わるがアタック抗菌水 アリエール ボールド歴が長かったので匂いがはっきり残ってしまい洗剤を売る側としては作戦通りなのでしょうがこんな匂いがいらない人にとっては辛いですね。

今は洗濯マグちゃん一択です。

大事に長く着たい衣服。

今の量産されている洗剤を使用したら匂いはなかなか取れません。本当に大丈夫ですか?

シャボン玉石鹸とか皮膚にも体にも衣類にも優しいものを使うという選択肢もあると思います。

なかなか伝わらない香料問題。

香料だけで姿は見えなくても今日いるんだな、さっきまでここにいたんだなと分かるだけでなく私を具合悪くさせる香料。

あなたが普通に使っている洗剤臭であなたのせいで具合悪くなっている人がいるという事実。

例として蕎麦アレルギーの人に対して体中に蕎麦粉を振り撒いて会いに来る人みたいなイメージです。

化学物質過敏症はそれだけで死にはしないかもしれない。でもアレルギーや花粉症のごとく症状は出ています。

自分の力だけではどうにもならないと痛感させられながら衣替えを思うのです。