CS ぼくらはみんな生きている 化学物質過敏症

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化学物質過敏症に対する教育

化学物質過敏症って知っていますか。

私は自身がそうなるまで知りませんでした。症状をネット検索してやっと辿り着きました。本当に認知度がまだまだ低いと思います。

柔軟剤使用者がいなくても部屋にいた痕跡がわかる、触られた物に匂いがうつる、頭痛が続く。それでもみんな文句も言わずこの状況を我慢しているんだと思っていた。

しかしあまりに周りが臭すぎて上司に空気が悪いと相談したら、上司はわかっていなかった。自分だけが困っていることを知ってそこからおかしいと気づいてネット検索。そして病院受診。

そこまでがやっぱり看護師でも知らなかったし、周りも知らなかった。

だからこそ、幼い頃からきちんとした教育が必要。洗濯物の匂いで具合悪くなる、臭くてたまらない、匂いがきついとかんじる、他の人の匂いで具合悪くなる

こういう症状を我慢して、そのうち慣れるだろうと言う考えが地獄の1歩。

私は昔から我慢していた。

ここで親に言って適切な洗剤にしてもらう、シャンプー、ボディーソープなど日用品も同様に安全な物に変えることが、大事ってことを母親教室、幼稚園、小学校で適切に教えていくこと。

世の中の発展で昔と比べたら化学物質は身近に山のようにあります。一つ一つは大したことはなくてもそのなかで過ごしていたらたくさんの化学物質と常に触れ合っている状況です。

化学者はたくさんの開発をして私達は恩恵をうけていますが、同時に開発責任として使うことで起こり得る事を伝えることが大事だと思います。それは行政責任もあります。

自分の失敗を顧みて、まだきちんとした調査結果はなくとも化学物質が溢れる現代にはこういうことが起こり得ますと早々に各所と協力して教育していくことを私は望みます。

訴えていないだけで気付かないだけで相当数の我慢している人がいると思います。