CS ぼくらはみんな生きている 化学物質過敏症

人に優しく 自分にも優しく 感謝の毎日

診断後、まわりの反応

 2020年10月に化学物質過敏症の診断を受けたのですが病院に行く前も家族には言わず一人で行きました。そして受診後の結果を聞き夫や娘はビックリしていました。私はやっと自分の不調の原因が分かったので納得できたのですが、家族はやっぱり受け入れ難いでしょうか。元々、臭い臭いを連呼していたし、やっぱりという気持ちもあったかなと思います。診断がついても私は私で変わりないんですよね。具合が悪くても動けるし、働けるし、色々な症状は悪化しているけど今までも体調を整えながらやってきたのでどうにかしなければという感じでした。家庭内全ての洗濯洗剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ 歯磨き粉などなど日用品をどんどん変えていきました。

夫も娘もこだわりなくどうにでもしてくれと言ってくれたのでお言葉に甘えて変えました。実家も近距離で連日両親がきていたので洗濯洗剤を変更してもらいました。案外すんなりとみんな受け入れてくれたんです。今までの私が子どもの頃から頭痛で寝込む事やめまいなどあったり、母も匂いに敏感で若い頃、頭痛持ちだったからでしょうか。

 診断を受けて早々に職場でもお願いしました。今まで香料について個別にお願いしていたところ、診断があるので一斉に化学物質過敏症であることと香料自粛のお願いを伝える事ができました。やはり化学物質過敏症、知らない人が多かったです。お伝えした時もみんな協力すると言ってくれとてもありがたかったです。TVで見た、色々調べてみた、洗剤変えた、こういう商品があるらしいなど教えてくれみんな、優しくしてくれました。洗剤を変えたり柔軟剤を止めてもすぐには成果は出ません。今までの匂いは染み付いているのでひとまず気長に待ちました。日用品や生活習慣を変えてもらわなきゃならないのでとにかく周りに感謝を伝える事は忘れないでおこうと思っています。

 次に友人です。友人の一人はやっぱりねという反応でした。時々会った時に匂いについてお願いしていたので、異常を感じていたんでしょうね。別の友人も大変だね。色々気をつけるよ。と言ってくれました。まだ友人知人関係にはあまり話はできていません。コロナ禍で会っていない、会う必要が無いのが大きいです。職場でもみんな早く宴会したいと話をしておりその時は話をあわせていますが私は参加無理かなあと心の中で思っているのです。